ここは、袋井市国本の旧東海道の松並木です。
ご存知の通り家康は関が原の合戦後いち早く宿駅制度と合わせて街道の整備に着手して
一里塚を築くことや街道の両側に並木を植えさせる事を命じました。---慶長9年(1604年)
因みに、街道の道幅は五間で五間四方の一里塚(一里とは三十六町)であった。
この並木は夏の炎暑や冬の寒風を避ける休み処など旅人は重宝したと思われる。
今日は、袋井市の松並木を考える活動をされているグループの調査資料をお借りしここで、
報告致します。
・調査年度:平成6年 平成16年 差
・合計本数:古木106本 古木 86本 -20本
補植 77本 補植128本 51本 31本増
この様な地道な活動をされている市民により保存されているわけですが聞くところによりますと
「地元の住民にとっては松が生活に迷惑な部分もあり一概には賛同されていないとのこと-----
会員の皆さんは貴重なこの松並木を後世にこの景観を残していく義務があるととの思いからこれからも地道な努力していく所存である」と決意を聞きました。
調査資料提供:東海道の松並木を考える会
代表 鈴木政春
辻 邦到
石川義数
鈴木彦太郎
久野 栄子
以上の皆様の貴重なる調査資料をお借りしての投稿です。
日頃のご努力と熱意に敬意を称して御礼に変えさて頂きます。